ヒリヒリやけどの処置の方法
日々の生活をしていますと、不注意でやけどをすることがよくあります。
大きなやけどは医療機関を受診して治療するべきですが、軽いものでしたら、適切に処置して自然治癒力で治せます。
やけどの処置には何通りかありますが、従来から行われていたやり方は次のようになります。最初はやけどをした部位を流水で冷やします。
もし、頭部など流水で冷やすのが難しい部位は、水で冷やしたタオルなどをあてがるなどします。
冷やす時間は、いくつかの説がありますが、数分間程度が現在の主流のようです。患部を冷やした後は、軟膏などを塗ってガーゼや包帯で患部を保護します。
そして、適宜ガーゼや包帯を取り替えて自然に良くなるのを待ちます。
ただし、このやり方は、ガーゼなどを取り替えるときに患部がヒリヒリしたり、痛みが強かったりして不快なことも多く、後述するやり方よりも治癒するまでの時間がかかるようです。
それでは、新しいやけどの治療法をみてみましょう。
新しい治療方法は、ほとんど何もしない楽なやり方です。
最初に患部を流水等で冷やすところは従来のやり方と同じです。次にすることは、台所で使うラップで患部を覆います。
塗り薬等は使わずに、患部を清潔にしてからラップで包むようにするだけです。
ただ、このやり方は軽い場合の処置ですから、もし、ひどければ医師の診察を受けて下さい。
このやり方の特徴は、患部を空気に触れさせないようにするところです。さらに、患部が体液でじくじくすることもありますが、あまり気にしないで、そのままにしておくか、適宜ラップを取り替えるようにします。
実際、このやり方を試してみますと、従来のやり方より幾分治りが早いことに気づきます。
また、治癒するまでの患部の痛みも心なしか軽く感じます。そして、このやり方は、切り傷などの治療にも応用できます。調理の時などに包丁の扱いを誤って指などを切ってし待った時には、患部を水で洗って清潔にしてラップで覆っておきますと自然に治ります。
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