低温やけど 3度 症状 治療方法

低温やけどレベル3度の症状と治療方法とは

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熱いやかんに触ったり、熱湯がかかるなどすると、やけどを引き起こしますが、この場合は症状が出た時にすぐに気が付く事が出来ますので、適切な治療方法での対応を早期に行なうことが出来ます。
しかし、低温やけどの場合は、電気ストーブや湯たんぽ、電気カーペットなど心地よい暖かさで体を温めてくれるアイテムで起こるやけどの事を指します。
低温やけどの場合は、症状に気が付きにくいこともあり、症状に気が付いた時には重症になっているということも少なくはありません。
低温やけどの原因は、一般的なやけどとは異なり、低い温度に長時間触れ続けたことです。
長時間、ある程度の温度に触れ続けると、皮膚だけではなく脂肪細胞まで熱が伝わり、やけどを引き起こすのです。
低温やけどになる温度は、43度程度であれば10時間以上、46度程度であれば30分から1時間程度、50度程度で3分程度です。
10時間も肌を温め続けていることは無いかのように思われがちなどは、就寝時などは長時間暖房器具に触れていることがあるため、低温やけどのリスクが高まります。

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低温やけどの症状はやけどのレベルによって異なります。
1度の場合の症状としては、皮膚が赤くなり、ヒリヒリ感はありますが、数日で治ります。
症状が進むと浅達性2度となり、水ぶくれや腫れが見られ、痛みも強く感じるようになります。
さらに症状が進むと深達性2度となり、皮膚の感覚が鈍くなり、やや白く見えます。
そして、最も症状が酷い3度となった場合、皮膚は壊死状態となり、痛みは感じなくなります。
治療方法は低温やけどのレベルにより異なりますが、一般的なやけどであれば最初に行なうべき患部を冷やすという治療方法は意味がありません。
見た目やけどの2度や3度などのレベルが判断しにくいものです。
1度でも3度でも治療は、自己判断の治療方法ではなく、早めに医療機関で適切な治療方法を受けるようにしましょう。
特に、やけどのレベルが3度となった場合には、最悪の場合皮膚移植という治療方法が必要となることもあります。
また、レベル3度では、適切な治療方法を行っても痕が残ってしまう可能性があります。
冬場、暖房器具を使用する時には、就寝時は特に注意をするようにしましょう。
43度以下でも触れている時間が長ければ、低温やけどになる可能性があります。
暖房器具は正しく使用するようにしましょう。

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