火傷　痛み　いつまで

火傷は医学的にいうと熱傷といって熱による皮膚だったり、粘膜の損傷のことになっています。
火傷をしてしまった場合の応急処置として最も大切になってくることは、すぐに水で冷やしてあげるということです。
すぐに水で冷やすことによって痛みも軽くなってきますし、悪化してしまうのを防ぐこともできます。
いつまで冷やせばいいかというとそれは火傷をしてしまった程度にもよって異なってきます。
ですので、目安としては15分から30分程度になっています。
応急処置として水で冷やしたら医療機関を受診しましょう。
また、氷や保冷剤などを使いながら長期間冷やしてしまうことによって冷やし過ぎとなってしまうので、逆に悪化してしまう可能性もあるので冷やし過ぎには注意しないといけません。
15分から30分冷やしたら冷やすのをやめにして様子を見るようにしましょう。
痛みが出てきてしまう場合には、もう一度15分から30分冷やすようにすることが大切です。

火傷をしてしまったことによるヒリヒリ感だったり、痛みはいつまで続いてしまうかというとその状態にもよって異なってくることになりますが、赤く腫れている程度で水ぶくれなどもない場合には、2日から3日程度で治まっています。
水ぶくれができている場合、いつまで痛みが続くかは2週間から1ヶ月程度はかかることになります。
水ぶくれは傷口を保護してくれる役割も持っているので絶対に破いてしまわないように注意しましょう。
重度の火傷を負ってしまって皮膚が焼けてしまっていたり、神経が機能していないまでになってしまっている場合は、水ぶくれができることはありません。
また、その場合には痛みも感じなくなります。
ですので、火傷を負ってしまって痛みを感じていない場合には注意する必要があります。
痛みがいつまでも引かない場合も注意しないといけないのでその場合には必ず医療機関を受診するようにしましょう。
いつまでもヒリヒリ感などを感じている場合はそれだけ火傷が悪化している可能性が出ています。
ですので、いつまでもそのような症状を感じている場合は医療機関で診てもらわないといけません。
火傷を負ってしまっていつまでも痛みやヒリヒリ感が引かないのにそのままにしていると大変なことになってしまう可能性があります。