やけどの処置とエルタシン軟膏の作用
水ぶくれができていたり広範囲のやけどを負った時は必ず専門医に診療してもらいましょう。
軽いやけどの場合は市販薬で治療することもできます。
軟膏には感染の予防と炎症を和らげるなどの効果があるので自分にあった市販薬を常備しておくと安心です。
軽いやけどを負った場合は、まず流水や保冷材などですばやく患部を冷やしましょう。
そのまま様子を見て必要に応じて軟膏を使いましょう。
市販薬を使う場合にはまず傷口に塗ってそれからガーゼを張りましょう。
説明書に従い定期的にとり変えて清潔に保つようにしましょう。
やけどのときの薬にもいろいろな種類があります。
まず副作用をあまり気にせずに使える皮膚にやさしいステロイドを含まないもの、つぎに即効性が高くステロイドを含むもの、これらは副作用が出る場合もあるので薬剤師に相談し短期の治療用に使うようにしましょう。
それから病院で処方される感染予防に効果がある抗生物質を含んだものがあり、これはエルタシン軟膏が有名です。
自分の症状にあった薬を使って適切な処置を心掛けましょう。
エルタシン軟膏はやけどの治療のために病院に行くとよく処方される薬です。
それは二次感染を防ぐのに効果があるからです。
エルタシン軟膏の効能は抗菌・殺菌ですので、患部に細菌が入るのを防ぎ、患部が化膿してしまわないように除菌することを目的に処方されます。
やけどの治療法は昔とはかなり変わってきています。
昔は患部を乾かしてかさぶたなどができるまで待つのが主流でしたが、最近は乾かさずに軟膏で患部を覆い傷口から分泌される液体を患部にとどめて液体に含まれる皮膚の成長因子を作用させて回復を速めてできるだけ跡が残らないように治療するのが主流です。
昔のかさぶたを作る治療法では皮膚表面の形成をかさぶたが邪魔してしまい新しい皮膚が露出した状態で残ってしまいそれがあとが残ってしまう原因になってしまっていました。
エルタシンはあとが残らない治療に大変有効です。
患部が外気に触れないようにたっぷりと患部に塗りましょう。
そうすることで患部を乾燥させないようにする効果だけでなく細菌が入らないように予防して化膿を防ぐ効果も期待できます。
関連ページ
- やけどの薬「リンデロン」ってどんなお薬?
- 水ぶくれにオロナインって効果あるの?
- やけどにリンデロンやゲンタシンという軟膏は使い分けが大切なんです!
- やけどにも効くマイザー軟膏の作用って!?
- やけどの際のニベアの作用ってどうなの!?
- やけどの跡を防ぐ効果や消す効果のあるクリームや薬とは?
- 【解説】やけどの処置にワセリンを使用することについて
- マイザー軟膏の成分とやけどについて説明します!
- やけど治療とリンデロン軟膏の副作用について説明します。
- やけどの痛み止めの方法とカロナールの効果とは?
- やけどで生じた水ぶくれを市販の薬で治療するには?
- 【注意】エルタシン軟膏はやけどに効果的ですが副作用もあるんです!
- やけどにステロイドの使用とはいったいどうなの?