やけどの水ぶくれが破れたときの処置
やけどをすることは、普通の人にとっては、一年に一度するかどうかという、レアなことです。
いっぽうで、火を使って調理をする人にとって、やけどを起こすことは、ごく日常的な出来事と言えます。
例えば、フライパンの淵に誤って手を触れたり、突然油が周囲に飛び散ったというケースがあるからです。
このようなやけどの処置としては、一般的に絆創膏を貼付する程度で済むものです。しかし、水ぶくれが出来て破れた状態のこともありまして、その場合には、絆創膏程度の処置では間に合いません。これは、粘膜から浸出液がたくさん出てきますので、一般的な絆創膏では吸収しきれないのです。
この点では、最近になって高性能の医療用の吸収材が販売されるようになりました。
具体的には、これまで頻回の交換が必要であったガーゼ交換が、省略できるようになったのです。
また、水ぶくれが出来るということは、やけどの程度は、2度損傷ということですから、ある程度の深さまで達している状態です。
例えば、皮膚の軽い擦り傷程度であれば、化膿を起こすことは、確率的に低いものです。しかし、このような深部まで傷が到達していますと、感染を起こし易くなるので、注意が必要になります。初期治療以降は、患部に細菌が侵入しないようにすることが、何よりも大切です。
では、どんなときに患部に細菌が浸入するかと言いますと、入浴や手洗いなどの、水を使用するときなのです。
水は、先述の吸収材があったとしても、隙間から簡単に患部まで到達します。この到達した水は、患部に到達するまでに、周囲の皮膚などを伝わってきます。このときに、細菌が水の中に混入して、結果として患部まで到達するわけです。そこで最近は、皮膚にぴったり吸着する、防水フィルムを利用するようになってきています。
この防水フィルムを利用した治療法は、実はやけどの治癒を促進する効果もあります。
これは、近年医療の中で流行している、閉鎖療法を行うために、理想的な条件が整うからです。
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