やけどによる水ぶくれをすばやく引かせる手当て
ストーブやキッチン用品などの火によるやけどはなかなか治りにくく痛みがすぐに引くことがなく、必ず出てくる水ぶくれも厄介です。
やけどには深さの種類があり、1度から3度という3つに分けられます。
水ぶくれの場合は軽度と重度の真ん中にあたります。
この深さは素人の目でも見分けることが難しいため、きちんと病院に行ったほうがよいでしょう。
まず1番に行う手当はすぐに水で冷やすことです。
痛みの引き具合や治りもすぐ最初に冷やすことで後から皮膚の状態が違ってきます。
水には長時間冷やしすぎることもよくないので、15分ぐらいに留めておきます。水で冷やした後はガーゼで患部を優しく覆います。やけどのあとの皮膚は敏感で細菌に感染しやすいです。
細菌が広がっていってしまうと治りがさらに悪くなり、傷跡がひどくなる可能性があります。
またその箇所が広範囲の場合は、ラップや毛羽立たないタオルなどで患部を広く保護します。
あまりにもひどい場合は速やかに救急車を呼びましょう。
速やかな手当てをおこなうことで、痛みやその後の皮膚の状態が大きく変わってきます。
水ぶくれの状態は大きくても小さくてもきちんとした手当てをすることが必要です。
最初は小さかった水ぶくれが放っておくと細菌にかかってしまい、もっと酷くなってしまったというケースもあります。
やけどをしたらまず最初に患部を冷やしてガーゼを覆って、病院に行きます。このことを覚えておくだけですばやい手当てになります。
ここで注意したいのは塗り薬です。水ぶくれには決して塗らないようにしましょう。
塗ってしまうと患部の状態が分かりにくくなり、よりひどい状態になることがあるので注意します。
小さいからといって潰してしまうことも厳禁です。爪の中にはたくさんのばい菌が潜んでいます。患部を触る際は十分に気を付けましょう。
やけどをしたらまず患部の範囲・状態を見る、すぐに水で冷やす、ガーゼで覆う、その後に病院です。
落ち着いて速やかな手当てを行うことが傷の治りを早くするコツです。
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