低温やけどを氷で処置する方法ってどうなの?
低温やけどをしたときには、氷で冷やさなければいけないと考えている人がいます。
しかし低温やけどでは皮膚の表面をやけどしたということではなく、皮膚の深いところにある脂肪細胞にダメージを受けているということで、氷を使っても大きな効果があると考えられていません。
低温やけどでは応急処置の方法として氷が使われることがありますが、氷を使った処置方法には注意をする必要があります。
低温やけどをしたときには跡が残ってしまうということがあります。
低温やけどの跡はなかなか消えるということがありません。
したがってしっかりと対処法や処置方法を頭に入れておくことが必要になります。
低温やけどは低温のものでも長時間肌に密着させることで発生するようになっています。
カイロや電気毛布などが危険と考えられています。
このほかにスポーツなどをするときに、氷を使ってアイシングをするというときにも注意が必要となります。
氷を使った処置方法では、低温やけどを引き起こすことがあるのです。
氷を使った処置方法では、長時間同じ所に氷を当てたりすると赤みがでたり腫れや水ぶくれなどの症状が現れることがあります。
皮膚の表面ではあまりわかりにくくなっていますが、真皮や皮下組織などが熱傷していることが多くなっています。
最初はわからなくても時間の経過と共に症状が現れてくることがあります。
そのひとつに水ぶくれがあります。
水ぶくれは潰さないようにします。
皮がむけると痛みを伴うようになっています。
部分的に腫れている場合にはあざが残ることもあります。
したがって処置方法としては、急に氷が入っているようなもので冷やすのではなく、少しずつ冷やすということが大切です。
やけどの症状によっては、体温の調節機能がしっかりと働いていないということあります。
したがってこのときの処置方法としては、水道水を使って冷やすようにします。
とくに冬場は低体温の心配もあるので、ゆっくりと冷やすことができるような方法を行うことが大切になります。
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