日焼けによる水ぶくれは放置でも大丈夫ですか?
夏場の強い日差しによって日焼けをすると言うことは夏によく見られるものです。
海水浴やプールなどこの季節にしか楽しめない事もたくさんあったり、学生など夏休みが長いためさまざまなレジャーシーンに出かけたりと合ったりするかと思います。
そして、日焼けの症状が深刻な状態になると「水ぶくれ」が発生します。
今回はこの「水ぶくれを放置した場合」について説明していきたいと思います。
水ぶくれって何?の正体
水ぶくれというのは、正確には「水疱(すいほう)」というものです。
皮膚がやけど等によってダメージを受けた際、風船のようにふくらみ内部に水分がたまります。
これが俗に言う水ぶくれになります。
上記に水分と記載をしましたが、実はこの水分というのは、「血清やフィブリン」という血液に含まれる成分で出来ていているのですが、これは皮膚のダメージを修復する天然の治療液になります。
やけどにはランクがあり…
・1度熱傷
皮膚がヒリヒリし赤くなる軽いやけど。
ほとんどの方がこの状態にあたります。
一時的に色素沈着(シミ)が起こることがあるのですが、おおよそ1週間もすれば症状が改善に、シミが残る事もすくないと言われています。
※ターンオーバーの状況によってシミが残ることもあります。
・2度熱傷
皮膚の表面だけでなく深くまで炎症が起こって、痛みと水ぶくれができます。
症状が深刻な場合には治療に1〜2か月ほどかかる事もあり、適切な治療を行わないと跡が残ったり皮膚が固くなることがあります。
重度な日焼けはこの段階にあたることもあります。
・3度熱傷
皮膚の全層がダメージを受けている状態で痛覚が失われているので痛みを感じる事がなくなります。
また患部が、ケロイド状になることがあります。
水ぶくれが発生するのは2度からになります。
また放置に関してなのですが、水ぶくれが破れなければいいのですが、なかなか至難の技といえます。
特に背中の場合には睡眠時に布団やベッドなどとふれてしまい破れてしまうということもあります。
また放置することでやけど跡が残りやすいと言うことがいえます。
ほかにも細菌感染によって病気や患部が膿んでしまうことも懸念されますので注意をしてください。
放置をする場合には自己責任と言うことになります。
できるなら医療機関で治療を行うようにしてください。
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